DX導入の成功は戦略策定次第|BackpedalのDX戦略支援で確実に進めましょう

DX導入の成功は戦略策定次第|BackpedalのDX戦略支援で確実に進めましょう

どうもお世話になります。

株式会社Backpedal 代表の三澤達郎です。

 

本日は、DX導入でよくある失敗例やDX導入時の注意点についてお話いたします。

 

前回の記事では、中小企業のDX成功事例を紹介しました。

中小企業向けDX成功事例|DX導入で得られる具体的な成果とは?

自社でDX導入した際のイメージアップを図ることができたのではないでしょうか。


今回は、DX導入で陥りがちの失敗例や注意点を紹介しますので、自社のDX導入を成功に導く為の教訓としてください。


この記事で得られるもの

  • DX導入時の失敗例を知ることができる
  • 失敗例をもとに、自社のDX導入に役立つ教訓が得られる
  • 失敗を避ける為の対策やリスクヘッジができる

では早速、失敗例や注意点をご紹介していきます。


中小企業DXでよくある失敗

①経営戦略との乖離

一部の業務課題を解消する為のDX導入を行うと、全体的な成果が得られず、失敗する可能性があります。

DX戦略を含めたIT戦略は、本来、経営戦略と密接に関わるものです。

DXは、経営戦略を実現する為の手段である為、全社的な視点での導入が必要不可欠。

局所的な効率化だけではなく、経営戦略とリンクしたDX戦略を策定し、DX導入することが成功の鍵です。

【実際に起きた失敗例】

申請業務を効率化するプロジェクトでは、最終的に申請業務の効率化には成功しましたが、全社的な経営目標には結びつかず、業務改善は一部署に限定されました。

全社的な視点が欠けていて、経営戦略とのリンクが不十分でした。

【教訓】

DX導入は経営戦略と密接に連携して行わなければ、全体的な成果が得られず、部分最適に終わることがある。

 

②DX導入が目的となってしまっている

DXの導入が目的となってしまうと、期待した効果が得られず、失敗する可能性があります。

DXはあくまでも手段です。

最終的にどう変革を目指すのか、そのToBe像を描いた上で導入を進めることが重要です。

焦ってDX導入を急ぐのではなく、しっかりとビジョンを明確にした上でDX戦略を策定しましょう。

【実際に起きた失敗例】

導入が決定していたシステムに合わせて業務プロセスを変更しようとした結果、現場からの反発が発生し、プロジェクトが中断することとなりました。

システム導入が目的となり、ビジョンが明確でなかったため、関係者間の合意形成が不十分でした。

【教訓】

システム導入はあくまでも手段の一つであり、導入前にビジョンを明確にし、それを関係者間で共有することが不可欠。

 

③現状分析が不十分

自社の現状分析や業界動向の分析が不十分だと、適切なシステムやプロセスの選定ができず、競争力を失うリスクがあります。

自社の現状分析は最も重要な要素の一つです。

分析が不十分だと、適切なシステムやツール、プロセスの選定ができません。

また、業界動向も分析する必要があります。

業界としてデジタル化がどんどん進んでいく中で、アナログな手法を取り続けていれば、市場競争力を失い、淘汰されてしまうかもしれません。

自社の強みや弱みを把握し、業界の変化にも対応するための分析と準備が不可欠です。

適切なシステムやツール、プロセスの選定ができれば、DX導入がより効果的になります。

【実際に起きた失敗例】

紙ベースの申請書やエクセル業務の問題点を十分に分析しないままシステム導入を進めた結果、申請フローの複雑さや作業負担が考慮されず、現場との認識のズレが生じました。

このため、プロジェクトは現場の反発に遭い進行が困難となりました。

【教訓】

現状の業務プロセスや課題をしっかりと分析した上で、適切なシステムを選定しなければ、DX導入は成功しない。


④短期的な成果を求めすぎてしまう

中長期的な成果ではなく、短期的な成果を求めすぎて、プロジェクトが頓挫してしまうことがあります。

DX導入は、中長期的な取り組みが必要です。

一方、DX導入への投資が短期的な成果をもたらさないと、中小企業にとってはDX導入自体がリスクとなります。

短期的には小さな成果を挙げつつ、中長期的な視点で経営戦略とビジョンの実現に向かうことが重要です。

【実際に起きた失敗例】

運用開始日に間に合わせるため、短期的な成果を急ぎすぎた結果、要求定義や現状分析が不十分なままプロジェクトが進行しました。

そのため、要求側の期待と作成した新たな業務プロセスにズレが生じ、最終的にスケジュールが大幅に遅延し、プロジェクトは一時中断に。

【教訓】

短期的な成果に固執せず、中長期的な視点で現状分析や要求定義を十分に行うことが重要。


戦略策定が成功の鍵

いかがでしたでしょうか。

DX導入で失敗しないためには、最初の戦略策定が最も重要です。

戦略策定が不十分だと、後のプロセスで必ず破綻してしまいます。

DX導入で成功するために、戦略策定にしっかりとリソースを割くことが大切です。

 

戦略策定は弊社にお任せを

戦略策定を行う人材、確保できていますでしょうか。

もしまだ確保できていないのであれば、そこで弊社の出番です。

経営戦略とビジョンを念頭に、IT戦略やDX戦略の策定をご支援いたします。

戦略策定さえしっかり行えば、その戦略にもとづいたシステムやツール、プロセスの導入がしやすくなります。

必要に応じて、戦略策定以降のフェーズに関しても弊社のパートナーと協業し、ご支援可能です。


DX戦略を策定したいけど、人材が不足している。

そんなお悩みを抱えているのであれば、ぜひ一度無料相談にお申し込みください。

現状のヒアリングをもとに、貴社に最適なDX戦略をともに策定いたします。

 

お問い合わせは、こちらのリンクからお願いします。

DX導入により、一刻も早く貴社の経営戦略やビジョンを実現しましょう。

その為には、一にも二にも戦略策定です。

 

 

株式会社Backpedal代表

三澤 達郎

 

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